蘭花×ちとせ

「あの…蘭花先輩、一つ聞きたいことがあるのですが……」
ある日のこと。
ちとせが突然蘭花の部屋を訪ねてきてそう言った。
「え、なに?」
ちとせを部屋の中に招き入れる蘭花。
「えっ……と、大変申し上げにくいのですが……」
うつむいて、モジモジしながらいうちとせ。そんなちとせに蘭花は不思議そうな顔を向ける。
「どうかしたの?」
「いえ、あの……」
しばらくの間ちとせは言いにくそうに口をモゴモゴとさせていたが、やがて意を決したように言った。
「お願いします! 私に夜伽のやり方を教えてください!!」
「はあっ!?」

「なによ突然あんた……なんかの冗談かと思ったじゃない」
「す、すいません……」
蘭花に言われて小さくなるちとせ。
突然のちとせの言葉に素っ頓狂な声を出して驚いた蘭花であったが、冷静になって理由を聞くと、どうやら好きな男ができたが
自分にはそういった知識がまったくないために、聞きに来たということらしいのだが……
「ところで何でアタシにそんなこと聞きに来たの?」
素朴な疑問。
「いえ……この艦の中で一番経験豊富そうだったので……」
「ぶっ!!」
思わず吹き出す蘭花。
「な、なーに言ってんのよアンタは!? アタシはまだ経験ナシよ! 人を淫乱みたいに言わないでよ!」
「す、すいません!」
真っ赤になって否定する蘭花。自分がそういう風に思われていたとは……。少なからずショックを受けた。
「で、でも蘭花先輩はスタイルも良くて女性としての魅力も、あ、その素晴らしいのでついそう思ってしまったわけで……すいません!」
ちとせは声を荒げる蘭花に必死になって言い訳する。どもっているところをみるとどうやらちょっとびびっているようだ。
「く、ま、まあいいわ」
「すいません……」
とりあえず自分を落ち着ける蘭花。
しかし、ちとせはアテがはずれたと少し落ち込んでしまった。グッとこぶしを握りうつむく。
「う〜〜ん…」
ちとせの性格を考えると相当勇気を出してきたに違いない。好きな男ができたからっていきなり夜伽=Hというのは
いささか極端すぎのような気はするが。
しかし自分だってそのテの事に興味はあるし、おそらく普通にできるだけの知識もあるだろう。
「ところでちとせさぁ……アンタの好きな奴って誰なの?」
気になって聞いてみる。
ちとせは少し戸惑ったように視線を泳がせてみたが、思い切って口に出した。
「……タクトさんです」
「やっぱねぇ…」
今にも泣き出しそうなちとせに対し、同情とともにちょっとしたいたずら心を出した蘭花は、ちとせに後ろから覆い被さった。
「ら、蘭花先輩!?」
「たしかにアタシもシタことははいけど、アンタよりは知識もあるから、アタシで良ければ教えてあげるわ」
「本当ですか!?」
驚いてハッと顔を上げるちとせ。そんなちとせに蘭花は
「モチロンよ。ちとせがタクトとうまくいくようにしてあげる」
そう言ってウインクして見せた。
「あ、ありがとうございます蘭花先輩!」
ちとせは嬉しそうに蘭花に抱きついた。

「まずはキス……の仕方でいいのかしら」
「はい、お願いします」
かくして蘭花の講義及び実技の講習が始まった。
「とりあえず、アタシに思った通りにキスしてみて」
「あ、え……でも…」
「女同士なんだから、大丈夫でしょ? それに練習なんだからこんなのファーストキスにもカウントされないって」
「あ……そ、そうですね」
ちとせは多少戸惑いを見せたが、これは自分から言い出したことなので覚悟を決めた。
「では……参ります」
「アタシをタクトだと思ってやるのよ」
「はい……」
目を閉じる二人。ちとせはゆっくりと顔を近づけると、おそるおそる唇と唇を触れさせた。
「ん……」
しかし、一瞬で離してしまう。
「ちょっとぉ、今ので終わり?」
目を開けると蘭花が言った。
「え…でも今の…」
「恋人同士のキスなら、舌くらい入れるモンよ」
「し、舌なんか入れるんですか!?」
「当たり前じゃない。そんなことも知らなかったの?」
「す、すいません……」
心底申し訳なさそうに言うちとせ。こういうことに関してはまったく免疫も知識もないのだろう。
「わかったわ。じゃあアタシからするから、ちゃんとアタシの舌と絡めてみてよ」
「あ、はい。お願いします……」
ちとせはギュッと目をつぶる。
「いくわよ……」
今度は蘭花の方からちとせにキスをする。たしかに蘭花も初めてだが、どうにか自分の知識を動員して
ちとせの固く結ばれた唇をこじ開けて、口内に自分の舌を進入させた。
「……!」
身構えていたが、それでも驚いたように体を震わせるちとせ。蘭花は自分の行為を集中しており、気づかなかったようだが。
蘭花はちとせの縮こまった舌をつっつく。が、緊張しているちとせにあんまり反応はない。それでも蘭花はちとせの歯やその裏、歯茎などをなぞってゆく。
「んん……」
しかし、そういう行為を続けられているウチに、ちとせも消極的にではあるが蘭花の舌に対して自分の舌を絡めはじめた。
「ん……ふぅ……」
「…ん……」
蘭花は驚いた。舌と舌がふれるとこんなに気持ちがいいものなのか。
徐々にちとせの舌使いも積極的になり、二人の口内の至る所で舌同士がピチャピチャと音をたてて絡まり合う。
「んん……っふぅ」
一分ほどそうして、蘭花の方から顔を離した。
二人の離れた唇の間で、どちらのものかわからない唾液が垂れる。二人の口元も唾液に濡れている。
「ちとせ……」
「ら、蘭花先輩……」
お互いを見つめる。二人とも頬が上気しており、瞳が潤んでいる。心なしか息も荒い。
「蘭花先輩……もう一回……」
「ちとせ……」
ちとせは酔ったようにフラフラと、今度は自分から唇を押しつけた。躊躇なく舌を差しだし、蘭花も答えるように絡ませる。
ぴちゃ……ぴちゃ……
「……っぷはぁ」
「ちとせ……次、進むわよ…脱いで……」
「はい……」
唇を離すと、蘭花に促されちとせは自分の身につけていた物を脱ぎはじめた。ディープキスで気持ちが高まったのか
戸惑うような素振りは見せなかったが、それでも恥じらいつつゆっくりと一枚一枚脱いでゆく。
ちとせのその様子を見てから、蘭花も自分の服を脱ぎはじめた。
「蘭花先輩……脱ぎました」
一糸まとわぬ姿になったちとせは、両手で胸と秘所を隠し、顔を真っ赤にして言った。
「ちとせ……かわいい」
同じく全裸になった蘭花は、そんなちとせの姿に、女同士であるというのに欲情し、素肌でちとせを抱き寄せた。
「あっ……」
そして蘭花はちとせの、自分よりは小さいが、それでも十分に発達した胸を揉みはじめた。
「蘭花先輩……」
「おとなしくして……」
身をくねらせるちとせに蘭花は柔らかく緩やかにその胸を揉み続ける。
「う…はぁ……ああ…ん……」
徐々に湧き上がってくる快感に、自然と声が出てしまうちとせ。
「ちとせの胸…柔らかくて気持ちいいわ……」
「あぁ……蘭花先輩ぃ……ああん」
「ちとせ…気持ちいい……?」
「はい……あっ……き、気持ちいいです……」
どんどん快感が増してゆくちとせ。
「ちとせ……ベットに……」
「あっ……は、はい…」
ちとせは蘭花に促されてベットに横になる。
「足……開いて」
「はい……」
恥じらいながらも、ゆっくりと両足を開く。足の付け根の秘密の部分は、もう目でわかるほに濡れている。
蘭花はその部分を、軽くなぞってみる。
「ああっ!?」
ビクンとちとせの体がはねた。これまでの人生で性の知識も、当然自慰行為というものも知らなかったちとせにその快感は、軽い衝撃のようなものであった。
逆に知識もあり、オナニーも盛んだった蘭花は、自分で自分の花びらをさわりながら、ちとせのその部分を刺激する。
「ああっ……蘭花…先輩……はぁ…ああん!」
ちとせの感じ方が大きくなるにつれて蘭花の方も気持ちが高ぶってくる。ちとせを刺激する指の動きと同時に自分の秘所をまさぐる手の動きも徐々に激しくなってくる。
「や……あ、ふぅ……あ……んん…」
「ぁ…んん…あん……」
蘭花の声もだんだん高く色っぽくなってくる。
「ちとせ………アタシにもして……」
我慢できなくなってきた蘭花は、それぞれお互いの秘所が顔の前にくるような体勢=シックスナインの状態になった。
「アタシの……舐めて…」
そう言った蘭花は自分から先にちとせの秘所に舌を這わせはじめた。
「ああん! ら、らんふぁ先ぱ…い……ぁあ…はあ!」
気持ちいい。先ほどまでの指よりも全然すごい。
しかし、さっきからのこの快感は蘭花に与えられてるものだ。蘭花にも同じ快感を与えてあげたいと思った
ちとせは目の前で揺れる蘭花に秘所おそるおそる舐めはじめた。
「んんっ……!」
ちとせのその部分を舐めたまま反応して声を漏らす蘭花。
「蘭花…はぁ…先輩……っ」
「ちとせ………」
お互いがお互いの秘所を舐め続け、部屋の中には二人の性器を攻める湿った音が静かに響く。
「ちとせ……そのマメのところ……舐めて」
蘭花に言われるとおりにその部分を攻める。とたんに、蘭花の反応が大きくなる。
『気持ちいいんだ……蘭花先輩』
そう思うと、不思議と自分の体も余計に熱くなっていく。蘭花もちとせの部分を舌で攻撃した。
「ふあぁっ!」
ビクンッ!! ちとせが思わず声を漏らす。ちとせのそんな反応に気をよくした蘭花はさらに攻め続ける。
ちとせも負けじと舐め続ける。
やがて二人に限界が近づいてきた。
「あぁっ! らん、蘭花先輩!!」
「ちとせ…あん! もっとぉ!!」
「ああーーっ! らんふぁせんぱぁ〜〜〜い!!」
「ああぁーーーーーっ!!」
二人は絶叫にも近い声をあげて、同時にイッた。とくに、ちとせは初めてのエクスタシーだ。
蘭花はちとせの体に覆い被さり、ちとせはその下で大きく肩で息をしている。
ちとせは初めての、蘭花は初めて相手がいるという状態でのエクスタシーの余韻が抜けきっていないようだ。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
「ちとせ……大丈夫………?」
「はぁ……はぁ……はい…大丈夫です…」
そうは言うものの、ちとせはまだ魂が抜けたように天井を見つめたまま深く息をしていた。
二人とも落ち着いて服を着た後、蘭花は微妙な罪悪感を感じていた。
『いや〜〜、教えるもなにも、ただ単に二人でレズっただけじゃないこれじゃ〜』
しかし、そうは思うものの一人で、自分の指でするよりは他人の舌でしてもらうほうが全然気持ちよかった。
「うっ」
蘭花はそんな考えを振り払うように顔を左右に振った。
「ち、ちとせゴメンね〜〜」
いつまでも惚けているちとせにあやまる蘭花。すると……
「蘭花先輩!」
声をかけられた途端大きく反応するちとせに、蘭花はビクッとなった。
「ゴメン!」
怒ってる。そう思った。
蘭花は手をあわせて頭を下げる。
しかし
「蘭花先輩、愛してます!」
「はあっ!?」
いきなりちとせは蘭花に飛びかかって抱きついてきた。
「ち、ちとせ!?」
「今ので目が覚めました。私はタクトさんなんかよりも蘭花先輩のほうが好きなんです!」
「ちょっ、えぇ!?」
目を丸くする蘭花。とんでもない方向に話が進んできた。
「これから蘭花先輩のことを『お姉様』と呼ばせていただきます!!」
「呼ぶなぁ! はなせーっ!」
引きはがそうとする蘭花に必死でしがみつくちとせ。もうその目は蘭花しか見えていない。
「あ〜〜ん、蘭花お姉様ぁ〜〜〜っ!!」
「誰か助けてぇーーっ!!」



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