タクト×ミルフィー

「ふわぁ〜」
彼、タクト・マイヤーズは大きなあくびを一つした。彼が今までいたベッドの中には、一人の少女――ミルフィーユ・桜葉の姿がある。
というのも、彼女はここ最近タクトの部屋に住み込んでいるのだ
そして、料理や掃除などの家事は彼女がやっている。
しかし、いつもは彼女の方が先に起きるのだが今日は寝坊しているようだ。というのも、昨日していたテレビ番組のせいだ。
料理番組の一挙放送。彼女は目を輝かせながら...
「これだけは、ぜっったいに見逃せないんですよ!」
といっていた。彼はそれを思い出した。
(もう少し寝させといてあげようかな)
そう心の中でつぶやく。
しかし、何か食べなければならない。
“腹が減っては戦はできぬ”
(まさに、今の状況にぴったりだな)
そんなことを考えながら、キッチンに向かう。もともと、この部屋にはそのような設備はなかったのだが、ミルフィーユのことを考えて特別に設置したのだ。

食事は、すべてミルフィーユの手作り料理なのでインスタント食品などは無いが、材料ならそれをおぎなうように、たっぷりある。
しかし、それで自分に何ができるだろうか。頭の中を次々と料理がながれていく。
(宇宙コンビニにでも行こうかな)
そして、でた結論がこれだ。


結局、卵のサンドイッチとオレンジジュースを買って帰ってきた。
ミルフィーユが起きているかと思ったが、まだ夢のなかのようだ。
近くにあったイスに座り、袋をあける。なかなかおいしそうだ。
そのうちの一つを口に運ぶ。思っていたとうりおいしい。
(ミルフィーのサンドイッチにはかなわないけどな)
そう思い、彼女のことを思い出しふとベッドの方に目を向ける。
小さな体はまだ、そこにあった。いま見ると、制服姿なのに気付く。
ピンク色のスカートから、かわいい足がのぞいている。
思わず、サンドイッチを持っていた手が止まる。
「………」
つい見とれてしまう。
自慢にはならないが、彼はいままで彼女と同居という一線をこえたことはない。
それは、チャンスが無かったからだし、何より彼女が望まないだろうと思ったからだ。

はっと我に返り再びサンドイッチを口に運ぶ。今、目の前に自分の見たことのない
ミルフィーユがいる。
(でも、ちょっと悪戯してみたいな………)
悪い考えが頭をよぎる。
(軽い遊びくらいなら………)
静かに席を立つ。
途中で起きたら………そんな考えも頭をよぎる。しかし同時に、起きなければ………という考えもある。
そっと、ベッドの側に立つ。そして、ゆっくりとミルフィーユの肩に手をのばす。
「………」
特に反応はない。
そこでふと思いつき、さっきまで座っていたイスにもどる。
側の机には飲みかけの――ストロー付のパックに入った――ジュースがある。
そのストローの飲み口を指で押さえてストロー内にジュースがたまるようにする。
そして、そのままミルフィーユのもとへもどる。
ミルフィーユの、小さなピンク色のくちびるの上にストローをもっていき、指をはなす。
すると、オレンジ色の液体がミルフィーユの口めがけて落ちていく。
「うん……ん……」
もにょもにょと口を動かし、うめき声をあげる。
「………」
鼓動が速くなるのがわかる。何か悪い事をしているような気分になる。
それを何度か繰り返す。その度にミルフィーユは口を動かし、うめき声をあげた。
そして、ミルフィーユはそのまますべて飲みほした。
こんどは、冷凍庫に向かった。氷を取る為である。
冷凍庫の扉を開け、小さな立方体を手に取る。鋭い冷たさが指に伝わってくる。
三度ミルフィーユのもとに戻り、今度は、彼女のそばに添い寝をする。
隣にはこちらを向いて寝そべっているミルフィーユ。手には氷。指の触れている部分は、すでに溶けて水に戻ってしまっている。
その氷をミルフィーユの首にそっとあてる。
「んん!……」
あっ、と驚き、思わず氷を落としてしまう。
ミルフィーユの顔を伺うが、まだ起きてはいないようだ。
気を取り直し、再び氷を手に取る。
今度は慎重に、氷を扱う。
かたからスーッと襟元へと滑らせていく。
「ん…んん」
ミルフィーユはうめき声をあげつづけている。
もっと聞いてみたい。自分の知らない、ミルフィーユの声を。
ミルフィーユの上着のジッパーをゆっくりと下ろしていく。ゆっくり、ゆっくりと。
すると、ミルフィーユの胸元が露になり、ピンク色の可愛らしい下着が見えてきた。
いよいよここまできてしまった。
今ここでミルフィーユが目を覚ましたら、言い逃れはできない。
覚悟を決め、氷を這わせる。
「ぁ……んん……あぁ!……」
さっきより官能的な声が、部屋中に響く。
「……………」
まるで取りつかれたかのように、ひたすら氷を滑らせる。
すでに、ミルフィーユの胸も、その下のシーツもびしょびしょに濡れてしまっている。

そうしている間に、氷が全て溶けてしまった。
(次は何を使おうかな……)
ジュースを使った。氷も使った。他に使えるものはないだろうか。
必死に考える。普段こんなに考え込むことはないのに。こんなことでこんなに悩むとは
(そうだ、アイスキャンディーがあるはずだ)



動画 アダルト動画 ライブチャット