タクト×ミルフィーユ編

「あの……タクトさん……」
「ん?なんだい、ミルフィー?」
「タクトさんは、ずっと私と一緒にいてくれるって言いましたよね」
「え……?うん、そ、そうだよ」
「それじゃぁ……」

ミルフィーユは顔を真っ赤にしながら、上目がちにタクトを見る。

「寝る時も、一緒、ですよね?」


ミルフィーユに何と答えたのかも覚えていない。ただ、二人で何と
なく、今日はトランスヴァール本星で泊まろうという話になって、
近頃営業を再開した大きなホテルの一部屋へとやって来ていた。


「あの……シャワー、あがりましたから」

扉のかげから、ミルフィーユが首だけ出して言う。

「う、うん。わかった」

そういって、タクトが立ち上がると、ミルフィーユは扉のかげから
早足でタクトの脇をすり抜け、ベッドの中へ潜り込んでしまう。
「私、ここでタクトさんがあがるの待ってますから!」

不必要なぐらいバスローブをきつく締めて、変な着こなしになって
いるミルフィーユがちょっとおかしくて、タクトは微笑んだ。

脱衣場で服を脱ぎながら、しかしタクトはまだ頭に血が上っていて
これから本当にミルフィーユとそういうことをするんだという実感
がなかなか湧いてこなかった。が、脱いだ服を丸めてカゴの中に入
れようとした時、その中にミルフィーユのワンピースと下着が小さ
く畳んであるのをみて、タクトはようやく事態の差し迫っているこ
とを実感し、不意に別のところに血が集まっていくのを感じずには
いられなかった。


「それじゃ……あの……よろしくお願いします」
「いや、その、なんというか……こ、こちらこそ」

なぜかベッドの上で正座するミルフィーユにつられて、タクトも思
わずお辞儀をしていた。

「キス……するよ」
「あ、は、はい!お願いします!」

二人ともベッドの上で立膝のまま、ゆっくりと近づいてキスをする。
タクトは、こういう時のキスは舌を入れなければいけないんだと勝
手に思っていたが、ミルフィーユの唇はあんまり柔らかくて、間近
でミルフィーユの甘い匂いを感じて、そのまま動くことが出来なか
った。

「あの……脱がせてください」
「うん……」

横になったミルフィーユの体へ恐る恐る手を伸ばし、ゆっくりとバ
スローブを脱がす。

「……っっ」

水着姿は見たことがあっても、裸で、こんな間近でミルフィーユの
体を見ると、やはり息を呑んでしまう。エンジェル隊の中ではさほ
ど目立っていなかったが、ミルフィーユのスタイルの良さをタクト
は思い知った。ふと我に返ってミルフィーユの顔を見ると、じっと
不安そうにこちらを見つめている。何だか目を合わせづらくて、タ
クトはミルフィーユの胸に集中することにした。

「あっ!……こんな風に他の人に触られるのって、初めてです……」
「うん……」
「あ、あの……タクトさん、あたしの胸って、どうですか?」
「え?どうって……」
顔を上げてみると、ミルフィーユの顔はさっきより不安そうに見え
る。

「あ、ごめんなさい。なんでもないんです。その……続けてく……」
「柔らかくて、すごく可愛い」
「は、はい!ありがとうございます!」

何だか照れくさいけれど、俺達は、俺とミルフィーユはこれでいい
んだ、とタクトは思った。


ミルフィーユは巨乳というわけではなかったが、その胸は崩れてし
まいそうなほど柔らかくて、舌の先が押し戻されそうなほど弾力が
あって、すっかりタクトは夢中になってしまった。何より、ミルフ
ィーユが反応してくれるのがたまらなく嬉しかった。

「あっ……!んっ……くすぐった、いっ……!」
「気持ちよくない?」
「いえ、いいです、すごくよくて、頭が、ジンジンしちゃいます」

片方の胸を吸い、片方の胸を手でこねるようにしながら、余った手
を脇腹から腰へ向かってゆっくりと動かしていく。

「そ、そっちも……なんですか?」
「うん……ダメ?」
「だ、ダメじゃないです。お願いします……」
一々お願いされてしまうのが、妙におかしくて、でも何かミルフィ
ーユらしい感じがして、タクトは嬉しかった。
手を太ももから徐々に内側へ移していくと、まず手首にミルフィー
ユの茂みを感じて、それから指がその部分へとたどり着く。

「やっ!やあぁっ……!」
「ミ、ミルフィー……手が痛いよ……」
「す、すいません、でも他の人にそこを触られるのが、こんなだっ
 て全然思ってなくて、それで……」

ミルフィーユは大きく深呼吸しながら、思わず閉じてしまった脚を
少しづつ開いていく。タクトは胸も触りながら、やはりどうしても
脚の付け根のほうに意識が集中していってしまう。

「あっ、あんっ……ふぁあ、あんっ!タクトさんの指、すごく熱く
 て、すごく……いっ、いぃです……気持ちいいですっ……!」
「女の子のって、こんなに出てくるんだ……男の先走りとは全然違
 うんだ……」
「んっ、あっ、あたしもこんなになっちゃったの……初めてですっ、
 あんっ、タクトさんの指がって思うだけで、どんどん熱くなっち
 ゃうんです……はぁっ、あんっ!」

タクトは指先で少しだけ固くなっているところをこすってみる。

「あっ!ちょ、ちょっとそこは痛いかも……もう少し……」
「ここは指じゃダメかな……」
「えっ?タクトさん……?」
タクトはミルフィーユの体からいったん離れると、両手でミルフィ
ーユの脚をしっかりと掴んで開いていく。

「ダメ!ダメです!そんなところ……そんな……」
「すごい……綺麗だよ、ミルフィーのここ……」
「うそ!そんなところ見つめないで……いやぁ……ダメですってば
 ぁ……」

実際、タクトはその美しさに心を奪われていた。ミルフィーユの髪
と同じピンク色の茂みと、それよりずっと濃いピンク色の小陰唇、
色素のほとんど沈着していない大陰唇は、グロテスクとかそういう
表現とは無縁な美しいもののように思われた。

「い、いやぁあっ!そんな……舌でなんて……ダメです!絶対!」

ミルフィーユは起き上がってタクトの頭から離れようとするが、タ
クトは何も言わずに脚を押さえて、クリトリスにキスする。

「ひあぁっ……ふぁっ、いっ……」

触れた瞬間、ミルフィーユの全身に力が入る。だが、すぐに力が抜
け、タクトの下唇はミルフィーユの熱い愛液があふれてくるのを感
じていた。

「あっ、あんっ、んんっ……タクトさん……舌、すご……たまんな
 いです……やぁんっ……あたし、痺れちゃいます……」
タクトはミルフィーユの体から顔を離すと、再び指でミルフィーユ
に触れ、中指を折り曲げて中へ入れようとした。

「あ、あの……タクトさん……」
「うん?なに……?」
「その……指じゃなくて……指より太いのを欲しいです。初めてこ
 こに入ってくるのは、タクトさんのが……いいです……」
「わ……わかった。それじゃぁ、もう……いくよ……?」

緊張はしていたが、十分に固くなっていたモノをあてがい、二三回
割れ目に沿ってこすりつけて見当をつけると、タクトはミルフィー
ユの中へ入っていった。

「あああぁっ……んっ……ふうぅっ……」
「うわ……くっっ……」

ミルフィーユの中は柔らかく、しかし押し返されそうなぐらいキツ
くて、しかも場所によって圧力が微妙に変わって、それでいて少し
ザラザラしていて、タクトの先っぽに吸い付くかのようだった。タ
クトは少しづつ力をこめて進んで、とりあえず押し返されなさそう
なところまで入った。

「ミルフィー、大丈夫かい?」
「はっ、はい、大丈夫です……その、聞いてたのより全然痛くない
 です。ちゃんと、タクトさんの……熱いのがわかります……」
ミルフィーユの表情を見る限り、気休めで言っているようではなか
った。タクトは安心すると、再びミルフィーユの中へと進んでゆく。

「あっ!そこ……それ、何だか……」
「ここ……?気持ちいいところ……?」
「あっ、その……そこはタクトさんのを……すごく感じます」
「こう?」
「は、はい……そのゆっくりじゃなくても、あたしは大丈夫ですか
 ら、もう動いても……」
「うん、わかった。それじゃ、うごくよ……?」

そう言うとタクトはミルフィーユを覆い被さるようにして抱きしめ、
唇にキスをした。

「んんっ……はい……お願いします……」

正直、動かなくてもミルフィーユの膣の中の微妙な圧力の変化でタ
クトはすぐにでも達してしまいそうだった。しかし、気持ちを腰を
動かすことに切り替え、ミルフィーユが感じるところを意識するこ
とで、少しでも長くミルフィーユとつながっていようとタクトは考
えた。

「あの……タクトさん……」
「ん?」
「タクトさんも、気持ちよかったら、声出してください。何だか、
 タクトさん、つらそうな顔してます」
「いや……これは……」
「あ、あたしも何て言うか、気持ちいいのが怖い……ですけど……
 その……愛し合ってる時のタクトさんの声……聞きたいです……」
タクトは黙って微笑みかけると、再び腰の動きに意識を集中した。

「あんっ、あっ、あっ、はぁっ、はっ……タクトさんっ……んっ」
「ミルフィー……ミルフィーの中、すごい……すごく……」
「あっ、タクトさんの、また大きく……はぁっ、なって……固くて
 奥に、奥まで……来ちゃいます……!やぁっ……!いぃっ……!」
「くっ……!いくよ、いくよっミルフィー……!」
「あんっ……あんっ…あっ、はぁっ、あっあっいっ激しっ、いっや
 ぁっあんっあっあっあっ……」
「んっ、くっ、うわっ……はあっ……」

タクトはギリギリのところで、もっと奥へ入っていきそうになるの
をこらえてミルフィーユの中から抜き出し、割れ目にこすりつける
ようにしながら射精した。

「タクトさんのだから……中で出しても……良かったのに」

驚くほど長かった射精の余韻からか、ぼうっとした感覚が残ったま
まだったが、タクトは再びミルフィーユを抱きしめる。

「ミルフィー……」
「んっ……はぁ、はぁ、んふっ……」

今度は舌を入れて、永遠に続くかのように、深く、深くキスした。
「俺は、ミルフィーが幸せで……ずっと笑ってるミルフィーの傍に
 居られたら、それが一番嬉しい。紋章機に乗れなくても、強運が
 なくても……」

すると、ミルフィーユはにっこり笑って、首を横に振った。

「知ってますか、タクトさん?あたしって、とっても運が良いんで
 す!」
「えっ……?」
「好きな人と出会えて、好きな人にこんなに一生懸命愛してもらえ
 て、あたしは本当に幸せです……」

そう言って、ミルフィーユはつないでいる手をしっかりと握った。



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