ミント×フォルテ

 「……はっ・あぁー もぅ、やめっ…昼休み…ぅ終わっちまうだろ…?…んぅ」

 鍵のかかった真昼の会議室に妙に悩ましげな声が響いている。
 そしてどーゆー訳か体操着にブルマのフォルテが机の上に乗っかり、正面の席に座っているどーゆー訳か野暮ったい小豆色のジャージを着ているミントとなにやら妖しげな会話をしている。

「ふふ…大丈夫ですよ。次の任務の秘密会議を兼ねての昼食とゆーことで届けを出してありますから…。会議が終わるまで使ってられますわ。…さて、もう一本欲しくなってきたでしょう?」
 つぷりと指を増やされユルユルと秘唇を掻き回される。
 「あぅう…!そんなぁあ〜っ」


 フォルテ・シュトーレン  二十二歳  中尉
 本日二度目の絶頂
 私は…私は年下の同僚に喰われてしまった。
 いやいや、今現在進行形で喰われている。
事の始まりと云えば、昼食をとりながらの会議だとゆーのに昼休みになたとたん私用PCに見入っていたミントに不用意にチョッカイを出した事だろうか。
 せっかく立てた作戦案に生返事を返しながら一身に私用PCを覗き込んでいるミント。コイツは情報分析は終わったのに何を見入っているのだ?と興味本位の野次馬根性で自分もそれを見ようとしたのだ。不意をついてイヤホンを引っこ抜き、音声のボリュームを最大にする。
 だがしかし、虚を突かれたのはフォルテの方だった。

 『あ…あぁー、ミントせんせぇー…早く、ココが熱いぃ〜』
 会議室中に響き渡る己のあられもない嬌声。
 「何じゃ、こりゃー!!!」
 思わず発せられる怒声さえもかき消す程の大音量。
 ワナワナと怒りと羞恥に身を震わせるフォルテを横目にしれーっとした顔で音量を下げるミント。だが、再生のままなので相変わらず恥ずかしい声が部屋に流れている。

 「あぁ〜もう!何なんだコレはぁ〜!」
 「私の自室の防犯カメラの映像と音声ですが何か?」
 (アホ〜!防犯カメラでナニ撮ってんだよぉ〜っ!)
 「・・・棄てろ。」
 「丁重にお断り致しますわ。」
 「きっさまー!!!」
 ジャキン☆と音を立てて秘蔵のコンバットマグナムを構えるフォルテだが次の瞬間、固まった。

 「実はこのデータをネットで流してみんなに自慢してみよ〜かしら、なぁ〜んて出来心を思い留まったところでしたのに…銃口を突きつけられた恐怖で手元が狂ってエンターキーを押してしまいそうですわー。」
 「ばっばきゃろ〜!そんなモン公開すんなッ!!!」
 「あぁ、大騒ぎしないで下さいね、手が滑ってしまいますわ。でも…なんだか急に自慢したくなってきてしまいましたわ〜」
 「わかった!何でもする!云う事何でも聞くからやめてくれ〜!」
「何でもする」と云ってしまったのが運のツキ。 
 現在シャレではなく何でもしなければならない状況に入り込んでしまった。

 PCから流れている映像と音声が恥ずかしくて止めてくれを云えば、では消す代
わりにと体操着とブルマを手渡される。
 会議室に鍵がかかってない〜と文句を云えば、ロックする代わりにと、今度はミ
ント本人が野暮ったい小豆色のジャージを着込んでホイッスルを首から下げる。
 ゴネる度、文句を云う度に要求は通るが逃げ道は塞がれていく。

 押し付けられるように渡された体操着とブルマも、イヤだの何だのとゴネてはみ
たものの、結局は
 「あ〜もぅ!一回だけ、一回きりだからなッ!」
 とゆー約束の元着るハメとなってしまった。

 着る着ないの押し問答の時にミントはフォルテの為にわざわざ自分用ではなく、
大きめのサイズを用意したと云っていたのだが。
 だが着てみるとそれでもフォルテには少々キツイ。
 ウエストギリギリで臍が見えるやら見えないやらの体操着の丈。ポヨヨンと露骨
に胸の膨らみもあらわな体のラインはムダにエロエロ。何とか入ったブルマは容赦
なく肌に張り付きグイグイと食い込んできて否応なしに意識が下半身に集中してし
まう。
 「ミント〜コレ、やっぱり小さいんだけど?」
 「ミント先生ですわ、入ったんなら良いじゃないですか。」
 文句に尖らせた唇をふに…っと指先でつつきミントが微笑む。
 (笑うなぁ〜!そして見るなぁ〜!)
 そもそも二十二歳の体に体操着とブルマは無理がある。
 ぴっちりと体を覆い、メリハリのあるボディラインをロコツに表すクリーム色の
体操着と今時珍しい赤いブルマは、フォルテが着込んだ時点で清楚だとか健康的な
雰囲気はカケラも無く、相変わらず頭の上に乗っかている軍帽とも相まって、まず
女学生には見えない、何ともいかがわしげ、倒錯的、かつおちゃらけた雰囲気にな
っている。
 袖を通す前までは、まだイケるだろうと実は密かに思っていたのだが、コレはあ
んまりだ。
 図らずも真っ赤に茹だった顔を伏せて、
 「…も、見んな…。」
 と呟く。
 真っ赤になって恥ずかしがっちゃうところがまたエロさを煽っていると気付かな
いフォルテさん。
 無論この腹黒ミントがそー簡単に引き下がるものとは思ってなかったのだが。
 「じゃ、お茶を入れてお昼にしましょうか。」
 以外にもくるりと背を向けお茶を汲みにいった。
 ホっとしたような、ちょっと残念なような混沌とした何とも云えない気持ちが胸
中に広がる。
 (何だぁ〜着せ替えゴッゴだけなのか?にしてもこのブルマ小さい…。うどんに
なっちまってるなぁ…てかもーきしめんかも…うぅヤダ。何だかなぁ)
 ちなみにココで云う‘うどん’‘きしめん’とはフォルテが小学生ぐらいの時に
はやっていかなりローカルな流行語で、今で云う半ケツ・はみケツのことである。
程度の軽いものはそうめん、そば等細い麺でたとえられ程度の進んだ(?)ものは
うどん、きしめんなど太い麺で表現される。


 さて、珍妙に始まった昼食は当然普通に終わることは無く、結局デザートとして
喰われてしまっているフォルテさんであった。
 「ばかぁ〜っこんなモンで慣らすなぁ〜。」
 「あらあら、ちゃあんと濡らさないと痛いからイヤだとおっしゃったのはフォル
テさんですわよ?」
会議室の机に座り、とゆーより座らされ、小さめのブルマはビミョーにズリ下げら
れている。
 机とお尻のわずかな隙間に手を差し込まれ、指を呑み込んでいる秘唇は白濁した
液でべとべとに濡れている。
 よりにもよってデザートに買って来たアロエヨーグルトで慣らされているのだが。
 液体と云うにはあまりにトロトロとした白いそれは何かとんでもなくいかがわし
げな連想を呼び起こし、またアロエの小さなツブツブの異物感が何ともいえない刺
激を与える。
 「ふぁあ…っよせぇ〜・・・」
 セリフではイヤがって見せながら自分で膝を持ち上げてるフォルテさん。

 「…んぅっ!もぉ…食べモン粗末にすんじゃないよ…。バチ当たるよ、そーゆー
の。」
 「んふふ、じゃあ全部食べればいいんですね?」
 「…え、あ・ひゃぁあぅ〜!!」
 ジュルルッと信じられないトコロから信じられない恥ずかしい音は響く。器用な
指が白濁としたヨーグルトにまみれている敏感なヒダヒダを掻き分け、赤い舌が恥
ずかしい穴をチロチロとつつく。
 「よせぇえー、そんなトコ、嘗めるところじゃない…。」
 「どうして?とってもおいしいですよ…。それにちゃあんと全部食べないとバチ
が当たりますものねぇ〜」
 「…あ!あぅう〜!」
 指で大陰唇を広げられ、中の小さなビラビラごと口に含まれる。チュウッと吸わ
れ、時折ゆるく歯を立てられる。ブルマをまとわりつかせたお尻がブルリと震え、
また新たに自前の粘液を吹き零す。
 口の端にヨーグルトを零したままピシャピシャと淫猥な音を立てるミント。白濁
したトロミと透明な粘液を滴らせる淫ら極まりない場所にうずめる幼さを残す顔。
あまりの恥ずかしい光景に堪え切れず、フォルテは両手で自分の顔を覆った。
(ああん、もぅ〜コイツってもしかして巧い?!昔、男とヤった時こんなに良かっ
たっけ…?)
 さすがに二十二歳にもなって今まで男となぁーんにも無かった訳ではないのだが。
イイ所まで行った数少ない昔の男とも結局は最後の最後までは行かなかった。
 舌の動き一つ、指先の動き一つ、あれは愛撫と呼べるシロモノではなかった。合
意の上で、とはいえ自分の体を貪っただけの傲慢な男達。思えばそんな男に気を使
って感じているフリをしていたウブな小娘だった。気持ちよくしてあげたいと、男
の自身を失わせてはいけないと、思っていたのだが・・・。
 いまだ潤いの足りない秘所にイチモツを押し付け
 「もぅ欲しいだろう?」
 と訊かれブチリと何かが切れた。
 熱くたぎらせている男の体とは裏腹にどんどん冷めていく心。
 で、貫通に至る前に男を突き飛ばし、もうやめ!と叫んでいた。
 男の怒声と自分の銃声で黙らせながらフォルテは怒っていた。

 何故、嘘を見破れない
 何故、演技と気付かない
 何故、私の気持ちに気付かない

 こんなにもすれ違っているのに
 こんなにも深い深い溝があるのに

 体だけを繋げて何の意味がある?


 だが、今この肌に触れる白い指にはどーゆー訳か感じている。
 ミントの気持ちもその裏もその企みも何も分からないのに。
 この身に触れながら何を思うのか見当もつかないのに。
 「何を考え事しているんです?」
 不意に声をかけられ、トリップしていた思考が帰ってくる。顔を覆っていた手は
いつの間にか己の口を塞ぐだけになっていた。
 「ん…。昔の男、思い出しちゃってさ…。」
 「こーゆー時のそれはマナー違反ですわよ。」
 「ひゃん〜っ」
 ヌルリと大陰唇と小陰唇の狭間を指で撫でられる。
 力の入らない両手で口元を押さえても喘ぎ声は隠せない。

 「んふふ…。両手がお留守ですわね。」
 「…え?!あぁッ……。」
 ペロンと体操着を捲くり上げられぷるるんと大きな胸があらわになる。コロンと
仰向けに倒れた上にミントが片手で自分の体を支えながらのしかかる。
 ボリュームのある乳房をこね回し、すでにプックリを赤くたち上がらせている乳
首をきゅんとつねり、弄ぶ。
 クリクリと指を動かしながら唇を覆いながらワナワナと震えている手の甲に小さ
くキスを繰り返す。ちゅ…ちゅ…と音を立て、時折軽く吸う。
 脅迫して行為に及んでいると云うのに、こんな時ミントは決して無理な侵入はし
ない。
 白く細く器用な指は過去のどんな男とも何もかも正反対にヨガれ、喘げ、身悶え
ろと焦れったく這いまわる。
 良くて、良くて、あまりに良くて、今は感じているフリどころか感じていないフ
リさえも出来ない。
 焦らし、煽り、追い詰め、最後には自ら白旗を揚げさせる。
 ついに口元から手をはずし、ぷちゅ…と自分からくちづけた。
 ミントは嬉しそうにキスを返す。決して乱暴に歯列を割り裂いてくるようなマネ
はせず、ユルユルと焦れったく唇を愛撫する。
 過敏になった口腔の粘膜はもっともっとと愛撫をせがむ。
 もういっその事、無理矢理にでも奪われてしまった方が楽なのに。痛い方がマシ
ってくらい気持ち良すぎてそれが辛い。
 そして自分からわずかに唇を開きオズオズと舌を差し込んだ。
 ピシャピシャと絡み合う舌と舌。
 舌、歯列、口腔の粘膜、こんなにも敏感な所だっただろうか。嘗められ、ねぶら
れ、体中が熱く疼きだす。

 髪と同じ紅い眉を困ったように下げ、フォルテは問いかけた。
 「…お前…さ、どこでこんな事覚えてきたんだ…?つか、あたし以外の誰かとも
こーゆー事すんのか?」
 琥珀色の瞳がキョロンと見開かれる。
 (あ〜もぅ、何でこの娘はこんなカワイイ顔して攻めなんだぁ〜?!)
 「それって嫉妬ですか?」
 「いんや、ただの疑問。」
 「じゃ、教えてあげません。」
 赤い舌が再び羞恥の色に染まった肌を這い回り、白い指がグズグズに蕩けた秘孔
をくじる。
 あまりの焦れったさにモジモジとお尻が揺れる。
 身の内にくすぶる官能の炎に耐えかね意を決して唇を開く。

 「…っは、早く、早く、…ココに…中に入れて、擦って…、もイカせてぇ…。」
 小さく懇願し、己の指で秘部をあらわにする。
 まとわりついているブルマのせいで変に動きづらいのだが、そーゆー効果を狙っ
てわざと脱がせなかったのだろう。

 「うふふ、よく言えました。今日はコレでナカを擦って差し上げますわ。」
 しげしげと股間を覗き込みながらミントが小豆色のジャージのぽっけから取り出
したのは長さ5cm太さ1.5cmの小ぶりなオモチャだった。細いコードの先に
コントローラーが着いていて、つまりスイッチを入れると振動する俗に言うロータ
ーというヤツである。
 「・・・・・・・・。」
 (おいおい〜っそんなモンをポッケに入れてたのー?)
 ポカーンと呆れ返り言葉も出ないフォルテさん。
 (違う、違う、ここ基地だぞ?会議室だぞ?そんなモンで遊んでていーのかぁ〜?)
 って何を今更〜。
 「さぁ、入れますわよ?ほらほらもっと足を開いて下さいまし。」
 「…んぁっ…あぅ・・・・!」
 ブルル〜とゆるく動く性具が、ぬらぬらと濡れている膣口をぐりぐりとくじり、
侵入を開始する。
 人差し指と中指で本体を挟み、コードを手の平に巻きつけ固定した状態でユルユ
ルを抜き差しを繰り返しながらジワリジワリを奥へ進む。
 「あ!…はぅ〜んっ…」
 嬲られ、弄ばれ、すっかり敏感になった内壁はグショグショと愛液を零しながら
指ごと異物を呑み込んでゆく。
 「ふふ…こんなにがっついて、お行儀悪いですわよ?」
 「や・やぁ〜っソコでしゃべるなぁ〜あぅ。」
 粘膜をくすぐる吐息にさえ、意地悪な囁きにさえどうしようもなく感じてしまう。
 身の内をえぐるその肌の中で、何を思おうと何を考えようともうかまいやしない。
 ただ、ただひたすらに熱いその刹那が欲しい。

 「ああ…こんなに零して。ふふ…恥ずかしい人。」
 「…あ!あぁあ・・・!!そんな……っ!」
 ピシャピシャと音を立てて恥ずかしく零した粘液を小さな舌が優しく拭う。
 ふぅーと息を吹きかけられプックリと充血した肉芽を包皮ごと口に含まれ、唇で
チュプチュプとしごかれる。 
 蜜壷を犯す指はついにGスポットをあばき立てグリグリと嬲る。
 「んぁ…!そこ…そこ…あぅっ!…も…ダメ、口…離せ…もぅ…もぉ…イっちま
…あぁあ…!!!」
 ビクビクと手足がわなないた瞬間、内壁が収縮を繰り返し、多量の愛液をしぶか
せた。
 わずかに白濁する蜜は、潮を吹いた後にもトプトプと指の間から漏れ出し、下着
を一緒にズリ下ろされているブルマとそしてミントの手をグッショリと濡らす。
 はあはあと荒く息を継ぎ、グッタリと脱力しながらも顔を上げると口元と小豆色
のジャージの前に愛液を零しながらもニマニマ笑っているミントが目の前にいる。
 フォルテは再び、ボボーと顔を真っ赤に茹立たせ顔を伏せた。
「ばか〜っノーパンで任務に行けってのかー?」
 不本意とは云えコトに至る前に服を着替えたのは正解だった。
 ベトベトに汚れた体操着やらジャージやらを見ながら今更になって軍服のままや
っていたらも〜会議室から外に出られなかった事に今頃気付く。
 だが困った事に着替えたと云っても下着まで替えた訳ではなかったのだ。
 「はいはい、コンビニで新しいの買ってありますわよ。」
 −どこまでも用意の早いミントさんである。
 「任務を終わらせないと本番が出来ないじゃないですか。」
 「ハァ〜?!お前…何云って…。」
 「就業後に私の部屋で待ってますわ、フォルテさん。」
 「…ってじゃあさっきのは?!」
 「あぁ…あれはほんのオードブル、前菜ですわ。そうそう、ところで基地内のセ
キュリティと云いますか、防犯カメラの管理を一部私が担当していますの、フォル
テさんご存知でしたっけ。ちなみに、この会議室も私の担当区域内ですわ。」
 (あぁ〜っマジかよぉ〜っ!)
 すっかり脱力し、へなへなとしゃがみこんだノーパンのフォルテさんであった。


 戦争がなければお暇な軍人。
 今日も回ってくるのはヘンテコな雑用任務。
 今月も遊んでばかりのエンジェル隊は安月給。
 天下泰平・今日も今日とて銀河は平和である。

 <完>



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