ミルフィー×タクト

「あとちょっとで年が明けるな……けど」
タクトは自室にて年をまたぐのを待っていた。タクト自身年越しを起きて過ごすことに
意味を感じている訳ではないが、ただなんとなく、起きたまま年を越すのがタクトなりの
正しい年越しなのだ。
「……ヒマだなぁ……」
ベッドにごろりと横になりながら一人つぶやく。時計の針はおよそ11時20分を指していた。特に何をするでもなく、ただ待つのは辛いものだ。その苦痛に耐えかねタクトは
ムクリと身を起こす。
「ちょっと早いけど年越しソバの用意しちゃお……」
といってもタクトのいう年越しソバは昼間に買っておいた安物のソバだ。調理するのも面倒臭いのでザルで食べるつもりだ。部屋の隅にほっぽってあったビニール袋からソバを
取り出し説明書きを流し読みする。
「…まぁテキトーでいいよな」
さすがに茹でるには早すぎる。とりあえず食器だけ出しておこうと思ったその時ドアが
ノックされた。
「誰だろ?こんな時間に」
などと思いつつも、ちょうど退屈していたところだし、とドアを開ける。
「あ、タクトさん、こんばんは。あのぉ、ちょっといいですか?」
と、そこにはミルフィーユが立っていた。
「え?うん、別に大丈夫だけど…どうしたの?ていうかエンジェル隊は全員で
遊びにいったんじゃなかったっけ?」
確かフォルテが言っていた。今日は全員で「美味いソバ屋巡り」をするのだと。
「ええ、そのはずだったんですけど…実は私だけ体調を崩していて連れて行って
もらえなかったんです。でも寝てたいら大分気分も良くなってきたんでみなさんの
あとを追おうかと思ったんですけど何処に行くかなんて聞いてないし、
また体調崩しちゃったらまずいですから。で、タクトさんが部屋にいるって
聞いたから…来ちゃいました。……あの、迷惑でしたら、私帰りますけど……」
そんなことはない。タクトも好きで一人で年越しを迎えようとしていたわけでは
ないのだ。ただ、誘った者全員先約があると断られてしまった。
その中にはミルフィーユも含まれているのだがやはりその時点では
断られたわけだ。
「いや、ちょうど一人で退屈してたんだ。さ、さ、中に入ってよ。あ、そうだ。
ミルフィーユも年越しソバ食べるよね?僕昼間に買ってきたんだけどちょっと
多くてさ。一緒に食べてってよ」
といって先程のソバを見せる。それを見たミルフィーユ、
「あ、タクトさん。もしかしてそのおソバ、ただ茹でてザルソバで食べようと
思ってるんじゃないですか?」
鋭い質問を浴びせてくる。
「え、うん。そうだけど……なにかまずいかな?」
「当たり前です。年越しソバはただのおソバじゃないんです。細く長く
生きていけますように、っていうお願いの意味があるんですよ。それが
ただのザルソバなんて、神様だってお願い聞いてくれませんよ」
と、少し怒ったようにたたみかけてくる。その剣幕に押されながらもタクトは
内心で感心しつつミルフィーユを部屋へと招き入れる。
「どうせこんなことだろうと思って、ほら」
ミルフィーユが、後ろ手に持っていたものをタクトに差し出す。
「うわ…」
それはビニール袋一杯に詰まった肉・野菜etc。そしてその中で
窮屈そうにしているソバの袋があった。
「私がおソバ作りますから、タクトさんは待っててくださいね」
そういうとミルフィーユはタクトの返事も待たず調理場へパタパタと
駆けていった。


そしてしばらくした後…。
「タクトさ〜ん」
とミルフィーユの声が聞こえた。時計を見ると0時前と抜群のタイミングだ。
料理に関してミルフィーユは食べたい時間に完成させるという手際の良さも
備えている。ドアを開けると食欲をそそるいい匂いがあたりを包む。その匂いの
先から現れたミルフィーユは満面の笑顔である。
「お待たせしました〜。さぁ、ちょうどいい時間ですから食べましょう」
コタツで向かい合うように座り改めて丼の中を覗き込む。色とりどりの食材が
目を楽しませ、それぞれが「私を食べて」と訴えているようだった。
「それじゃあ、いただきま〜す」
その内容は見事なものだった。さまざまな食材が入っているにも関わらず、
食材各々が自らを主張する事無く年越しソバという一つの料理として完成していた。
タクトは食べ始めたと思ったら、あっという間に食べ終えてしまった。
「ごちそうさま、ミルフィーユ。美味しかったよ。でもこんなに美味しいソバ
ごちそうしてもらったんだから何かお礼しないとね」
こんなに美味しいソバと、何より一人で年を越すという真似をしなくてすんだ
という充実感がタクトを包む。それを聞いたミルフィーユは、
「お礼ですか?それなら私、欲しいモノがあるんです」
「へぇ、何?」
するとミルフィーユがタクトの横にすりよってくる。
その表情はいつものミルフィーユのものと違う。いや、それどころか今まで
タクトはミルフィーユのそんな表情は見たことがなかった。その表情はいうなれば妖艶。
しかしそんなことよりも、天真爛漫という言葉がそのまま人になったような
この少女がこのようなカオを持っていることがタクトには驚きだった。
思わずあとずさろうとしたが何故か体がいうことを聞かない。
ミルフィーユの顔がさらに近づきながら、その口が言葉を紡ぐ。
「私、いつも思ってたんです」
「へ、へぇ…。一体何を…」
どうやら喋ることは可能のようだ。
「なんで年越しにおソバを食べるのかな〜、って」
「それは…さっき君が自分で言ってたじゃないか。細く長く…とか…なんとか」
「ええ。でもどうせなら太く長く生きていけたほうがオトクって感じがしません?
わざわざ細くて長いものを食べなくてもいいじゃないですか。人間夢は大きく
持ったほうがいいと思うんです、私」
「そ、そう…」
「でしょう?タクトさんもそう思いますよね?よかったぁ。で、所詮お願い事
なんですから太く長いものを食べたいんです。そう、……タクトさんの太くて
長いモノを」
と言いつつ手をタクトの股間に這わせ、まるで別の生き物のように
ねっとりと撫で回す。
タクトは逃れようともがくがやはり体は動かない。それを察した
ミルフィーユは、
「タクトさん、さっきお礼してくれるって言いましたよね?だから
逃げちゃダメですよ。でも…逃げたくても逃げれないでしょう?」
クスクスと笑いながら言う。
「でも…どうして…」
「ん〜、それは『どうして体がうごかないか』っていうことですか?
それとも『どうして僕がこんな目に』っていうことですかぁ?知りたいですかぁ?」
などと言葉をかけている間もミルフィーユの手は蠢き続ける。ついにタクトの陰茎は
本能に忠実に漲ってしまった。その手の動きは例えタクトでなくても耐えられるものでは
なかっただろう。それだけミルフィーユの技は素晴らしいものだったのだ。
陰茎が自らの意思で勃ちあがるその様子をズボン越しに楽しげに見守りながら
続ける。
「あ、ようやく勃ちましたね?私にいじられてここまで我慢できた人
いませんよ、すごいですね、タクトさん。…そうだ、質問に答えてあげないと
いけませんね。まず一つ目、おソバにはクスリを混ぜさせてもらいました。
あ、でも心配しなくてもいいですよ。徐々に体が痺れていって最後には口も
聞けなくなりますけど、でもそれだけで後遺症も残りませんよ」
そうだったのかと思うも今はもう声も出ない。どうしようもない。
「二つ目は、私いつもここで働いている男の人の股間をチェックしてるんですけど、
中でもタクトさんのは一番大きかったですから。私とお話するときいつも股間が
パンパンでしたよ?私でイヤラシイこと考えていたんじゃないですか?」
言いながらズボンのベルトをゆるめ始めた。
確かにいつかミルフィーユとそういう関係を持ちたいと思っていたが、まさか
こんなことになるとは考えてもいなかった。
これではまるで、というかまさしく犯されている状況だ。それもこんな年端も
いかない、普段はあどけない少女に自分の性器が弄ばれている。タクトとて
一人の男である。それは屈辱でしかない。
「納得してもらえましたか?…大丈夫、すぐに気持ち良くしてあげますからね」
その頃にはもうミルフィーユの手はタクトの下着にかかっていた。ゆっくりと
下ろしてゆくと、束縛を解かれたモノが暴れるように姿を現した。それを見た
ミルフィーユは恍惚とした表情を浮かべる。
「うわぁ…。思ったとおりです。…美味しそう、それではタクトさん、
いただきますね」
そう言うとミルフィーユは暴れるモノを両手で包み込み、その頂上部に
そっと口をつける。
「(う……)」
その瞬間、ビクンッ、と陰茎が一瞬震える。あのミルフィーユが自分の性器を
口に含んでいる。目の前で行われているその光景を目にし、また、その巧みな
口技がさらにタクトの陰茎に活力を呼び起こした。
「きゃ…タクトさんたらこんなに大きくしちゃって。…もっと気持ち良くしてあげますね」
そういうとミルフィーユは自分の上着を脱ぎだした。ゆっくりと、じらすように
脱いでいき、ついにはその豊満とはいえないが形のいい胸があらわになった。
「どうですか?それなりにバランス良いと思いませんか?これでも結構自信あるんですよ」
その言葉に応じるようにタクトの陰茎が縦に小さく揺れる。
「フフ…タクトさんのって賢いんですね。じゃあ今度は…本当に気持ち良くして
あげちゃいます。覚悟してくださいね」
言うなりミルフィーユは、先程よりも速くタクトの陰茎を口でしごき始めた。
はたしてミルフィーユはこんな技術をどこで学んだのだろう?すでに屈辱や
羞恥心などどこかへ行ってしまい、今や快感に身を任せてそんなことを頭の中で
考えていたタクト。だが、やってきた快感の絶頂がその思考を強制的に停止させ、
その意思をタクトの陰茎が代弁する。それを察したミルフィーユはタクトの陰茎から
口を離す。タクトとしては、もうとにかく抜きたいの一言なのだがミルフィーユは
何を思ったかそれをしてくれない。唯一動く瞳でミルフィーユに訴えかける。
「イキたいんでしょう?でも考えてみてください。私みたいな女にまんまと騙されて、
いいように弄ばれている気分はどうですか?恥ずかしくはないんですか?
いわばレイプされてるんですよ?そしてそのままイカされてしまったとしたら……」
確かにそうだ。言われてみればこれほど恥ずかしい出来事など生まれて以来始めての
経験だ。そうはいっても自らの股間は最高の快楽の瞬間を待ちきれないように
痙攣をおこしている。体さえ自由ならば自分の手でその瞬間を迎えさせてやりたい。
もうタクト自信、恥などどうでもよくなっていた。早くイカせてくれ、そう必死に
目で訴える。
「素直ですねぇ、タクトさんは。そこまで欲望に忠実なんて。…いいですよ。私がイカせてあげます」
今度はタクトの陰茎に自分の胸を押し当て包み込む。ミルフィーユが静かに
上下するたびにタクトに快感が訪れる。それほど豊かではないにしても、その
弾力の心地良さはたまらない徐々にそれが加速するにつれ陰茎が膨張していく。
「最後はお口でしてあげますね」
一旦そのモノから胸を離すと、そこにはさながら塔のようにいきりたつタクトの
陰茎があった。ゆっくりと陰嚢から嘗め回すようにして、そして陰茎を咥える。
今度はタクトをイカせようとしているためか、咥え始めたらの勢いがものすごい。
再び絶頂の一歩前までタクトは追い込まれてしまった。
「イキたいんですか?いいですよ。イキたくなったら遠慮しないでそのまま
出していいですよ」
さらに加速する。
「(もう……だめだ、イク!!)」
そう思った瞬間、タクトは自分の陰茎を咥え込まれたまま、ミルフィーユの
口内にぶちまけた。サイズが大きいだけあり、ほとぼしる精液の量の半端では
なかった。ミルフィーユの口から溢れ出し、溢れ出したそれがミルフィーユの
顔を汚す。
肩で息をしつつミルフィーユを見やると、多少辛そうにしていたものの
ぶちまけた精液を飲み干し、飛び散った精液をキレイに舐めとっていた。
その作業が終わるとミルフィーユは、にっこりとタクトが知っている
微笑みを浮かべて言った。
「ごちそうさまでした、タクトさん。私も結構気持ちよかったですよ。
こんなに大きいの初めてですっごく嬉しかったです」
そういうとミルフィーユは手早く身支度を整える。
「それじゃ、私はこれで失礼します…またごちそうになりに来ますね〜」
そう言うといつもの調子で帰っていってしまった。そのころタクトのなかでは普段
自分で行う自慰よりも格段に気持ち良かったことが恥ずかしさを上回っていた。
今は次にミルフィーユが来てくれるのはいつだろうかとゆるんだ頭で考えることで
精一杯だ。下半身をさらけ出して物思いにふけっている間抜けな姿を見た
急用で入ってきた女性クルーは、赤面しつつ慌てて小さく、
「し、失礼しました!」
といって小走りで出て行った。それにも気付かないタクト。


この日以来女性たちからタクトを見る目がどことなく変わった……。



動画 アダルト動画 ライブチャット