ヴァニラとチョコミントの二段アイス

ミントはその日も夜遅く、一人でシャワーを浴びていた。ミルフィーユや
ランファ、ましてやフォルテとシャワーで出くわすと自分の体型を意識せ
ざるを得ない。以前、ミルフィーユと一緒に入ったときに彼女の情け容赦
のない視線を浴びてから、ミントはシャワーを最後に入るようにしていた。

よく考えてみるともしかしたらミルフィーユの方が、ミルフィーユ自身の
胸にコンプレックスを持っているのかもしれない。いずれにせよ馬鹿馬鹿
しい、とミントは思ったが、とりあえず着替えやシャワーで他のメンバー
と一緒になるのは避けるべきだ、と考えていた。

カラカラカラ……足音が聞こえないうちに、シャワールームのドアが開い
た。ミントはその瞬間、驚いて隠れそうになったが、すぐに入ってきたの
がヴァニラだということに気付き、ため息をついた。

「あら?ヴァニラさんが夜更かしだなんて、珍しいですわね。な、何か大
 切な用事でもあったんですの?」

ミントは背筋を伸ばして、努めて平静に訊ねた。ヴァニラはすたすたと、
一番奥のシャワーへ入るとつぶやくように言う。

「今日は……大切なお祈りの日……。それが終わるまで、休むわけにはい
 きません」
「そうなんですの。ほらでも、夜更かしは美容の大敵と申しますし、いく
 ら儀式のためとはいえ、規則正しい生活を心がけるべきなのではないか
 しら?ねぇ、ヴァニラさん?」
「…………………。」

ミントは動揺を悟られまいと語りかけたが、ヴァニラから特に反応がある
わけはない。普段ならミントも別に気にとめないのだが、何だかヴァニラ
に何もかも見透かされたような気がして、妙に引っかかった。

「あの……ヴァニラさん……?」
ミントは一番奥のシャワーを覗き込んだ。そこには、直立不動でシャワー
を浴びる後ろ姿が見えたが、ヴァニラはミントに気がつくと音もなく振り
返った。9cmの身長差、というのは大したことないようでいて、目線は一段
も二段も違う。ヴァニラが振り向いた瞬間に、彼女の膨らみかけた胸が小
刻みに震えるように揺れているのがミントの目に飛び込んできた。

その時、ミントの体の中で何かが弾けた。

「あらあら……ヴァニラさん、随分とお胸が成長されたんじゃありません?
 一体どんなお手入れをなさっておられるのかしら?」

ミントは口元に微笑をたたえながら、ずかずかと中へ入っていき後ろからヴ
ァニラの胸を乱暴に掴んだ。ヴァニラの、おろされた長い髪がミントのへそ
のあたりをくすぐる。

「……ッ……ッ……すべては……神の御心のままに……」

ヴァニラは一瞬、痛みに耐えるような表情を見せたが、すぐいつもの無表情
で答えた。しかし、いつもより頬が赤くなっているのをミントは見逃さなか
った。

「まあ、それでは胸が大きくなっているのは神様に揉まれているからですの?
 それとも……ご自分でお揉みになって?」

そういってミントは、肋骨の間にマシュマロが詰められたかのようなヴァニ
ラの胸の感触を楽しむ。そして、そのマシュマロは……自分のものより柔ら
かいように思えた。

「ヴァニラさん?こちらもシャワーのお湯以外のもので濡らしてらっしゃる
 んじゃなくて?」
ミントは、ヴァニラが唇をかんだままうつむいているのを見て、ますます苛
虐心にかられ、さらに下腹部にも手を伸ばした。はじめは割れ目に沿って優
しく撫でるように、そして段々と割れ目の中へも指を差し入れていく。

「ご自分では、どういう風にいじってらっしゃるの?ここも……お好きなの
 かしら?」

ヴァニラの割れ目を人差し指と薬指でこじ開けると、中指の腹で包皮に包ま
れたクリトリスにノックするように触れる。すると、そこではじめてヴァニ
ラが声を洩らした。

「ファッ…………そこは……いけません……神は……お許しになりません……」
「あら?やっぱり、ここがいいんですのね?まあ、そうですわね。わたくし
 と同じで、まだ毛も生えていないんですもの。中よりも、こちらの方が感
 じるはずですわ」

ミントはそういうと、割れ目を開いたまま上へと引っ張っては戻し、引っ張
っては戻すよう指を繰り返し動かした。その動きに応じて、クリトリスの包
皮がめくれて、ヴァニラに刺激を与える。そのたびに、ヴァニラの口からは
微かに喘ぎ声が洩れ出た。

「……あっ……ひっ……」

これまで決して見ることのなかった、ヴァニラの肩で息をして切なげな表情
を浮かべる様を見て、ミントはすっかり有頂天になった。

「ふふっ、ヴァニラさんたら……ご自分ばかり気持ち良くなられて、ずるい
 ですわよ。わたくしのことも、気持ち良くして下さいますわね?やり方は
 もちろんおわかりでしょう?」

そういって、ミントはヴァニラの前に回りこむと、ヴァニラの手を自らの下
腹部へと導いた。しばらくヴァニラはミントのその部分を見つめていたが、
やがてミントと同じようにクリトリスを中心に愛撫し始めた。
「そう……その調子ですわ……ああ……上手ですわよ、ヴァニラさん……中
 も、そのまま中もかき回して……」

ヴァニラの指は、ぴったりと閉じたミントの割れ目から入り口を探し出すと、
中へも進入を開始した。ミントの割れ目はすでに、ヴァニラの指に滴り落ち
るほど濡れていた。

「あっ……いいですわ……そう……そうやって、かきまわして…………え?
 やっ、ひ、ひぐっっ……」

ミントは突然、体中から力が抜け落ちるような感覚に襲われた。足にも力が
入らず、シャワー室の壁へともたれかかる。

「ナ、ナノマシンは反則ですわよ……ヴァニラさん……ヴァニラさん!……
 そんな……ダ、ダメ……やあっ……」

中をかき回すヴァニラの指から、熱い感覚が洪水のように流れ込んでくる。
ヴァニラの右手から発せられる光が、滴り落ちるミントの愛液でキラキラと
反射しているのが見えた。

「いや、やんっ……オナニーとは……全然違いますわ……すごい……体中が、
 もう気持ちよすぎて……やめて!おやめになって!……このままでは……」

それを聞いて、ヴァニラは指の動きを止める。だが、ミントの腰の動きは止
まらない。

「いやあぁ……おやめになって……もう、もうおかしくなって……」

自分で腰を動かしながら、うわ言のようにつぶやくミントを、ヴァニラはし
ばらく眺めていたが、やがて再びミントの中をかき回し始めた。

「あんっ!気持ちいい……あっ、気持ちいいですわ!……もう!もうイって
 しまいます!……あああぁっっ!」

途端に、ミントから白っぽい愛液が噴き出し、ヴァニラの手はベトベトにな
る。ミントはその場に座り込んでしまったが、しかしそれでもまだヴァニラ
は手を休める気配がない。

「ひあぁ……あんっ……ひっ……ああああぁぁぁっ!……ひゃ……あん……」

イキっぱなしの状態となってミントはほとんど意識を失い、瞳は虚ろなまま
ヴァニラの赤い瞳を吸い寄せられるかのように見つめていた。もう自分がヨ
ダレを垂らしていることにすら気づかない。
「ミント…………早く……私も……イかせて……」

ヴァニラがミントへの攻勢を止めたのは、ようやくその30分後であった。


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