ココモ×ミント

いつからだろう…あいつの事が気になりだしたのは…。
初めて会ってから数ヶ月も経つとゆうのに何故今更…。
「何か用ですの?ココモさん」
「!?」
いきなりあいつと目が合った。
いや、俺の視線は知らず知らずのうちにあいつの方へ向いていたらしい。
俺はあの時「なんでもねぇよ!」と言ってその場を離れたが、今思うとかなり不自然だったと思う。
しかしその行動が後々、あいつとの人間関係を大きく左右する事になるとは思いもしなかった。

ある日俺はいつものようにメアリー少佐によってマリブと訓練を受けていた。
マリブはいつもどうりシュミレーションの最高レベルをいとも簡単に攻略する。
流石に最高レベルまではいかなくとも、俺にもそれなりの実力はあった。
しかし、ここ最近は全くと言って良いほど成績がよくない。
頭の中にはあいつの微笑んでいる顔が焼きついて離れないのだ。
少佐にも怒られるしマリブには馬鹿にされる。
全てあいつのせいだ。
どうあがいても逃れる事ができない。
その時俺は、あいつに恋をしているなんて認めなかった…いや、認めることができなかった。
自分より格下として見ている存在、ましてやエンジェル隊の隊員なんかに心を奪われたなど
あの時の俺にはどうしても納得がいかなかった。
しかし、その考えもある事件がきっかけで改める事になった。
ロストテクノロジーの回収中の出来事だ。
俺は巨大なな未確認生物に襲われた。
マリブがいたらどうにかなったかもしれないが、俺が「一人で十分だ!」などと変な意地をはったばかりに危険にさらされている。
訓練と同じように量産型紋章機を操る事ができない。
『殺される』そう思った時、手の震えが止まらなかった。
しかし次の瞬間俺のすぐ横を一筋の青い光りが通りすぎた。
その青い光りが数十、いや、数百とゆう数をなし怪物を取り囲み、その一つ一つが貫通して怪物を跡形も無く吹き飛ばした。
俺が呆然とその光景を見ていると通信が入った
「ココモさん!お怪我は?」
俺は普段は決して見せない、少し強ばった表情を見せるあいつの顔をしばらくの間見ていた。
あいつの言葉に反応したのはその数秒後だったと思う。
俺のことを助けに来たのはあいつだけだったようだ。
辺りを見まわすとトリックマスターの周りが煙だらけになっていた事に気付いた。
トリックマスターのエンジンがオーバーヒートしていたようだ。
俺は慌ててあいつを救助し、近くの小島までトリックマスターを量産型で引っ張っていった。
島で修理を試みたが本物の紋章機は複雑な構造になっており俺の手にはおえなかった。
一度帰艦し回収班にまかせようと思ったのだが、俺の機体の燃料が底をついていたため
この島から出られなくなってしまった。
ただ幸いな事に通信機は使えるようだ。
本部に連絡したところ一週間ほど時間がかかるといわれた。


横ではあいつが日向ぼっこをしている。
俺は事の顛末を話した。
あいつは冷静に今の状況を把握したらしく、食料調達へ勝手にでかけた。
俺は仕方なくその場で火を起こした。
実に5〜6時間は経ったであろう。黄昏時もすぎ、明かりと言えば、少しづつ見えてきた星の輝きだけだ。
昼間とは違う波の音。多数の蟋蟀の鳴き声。これらの音が混ざり合い、なんとも不思議な感覚になった事を覚えている。
しかし、あいつは一向に帰ってくる気配が無い。
流石に心配になり、あいつの入っていった山の中へ行くことにした。
辺りを捜し歩いて、一体どれぐらいの時が過ぎた事か。
空にはあふれんばかりの星空がどこまでも広がっている。
いったん引き返そうとした時…。
「キャァァァァ!!」
あいつの声がすぐ近くで聞こえる。
俺は慌ててヤブをかき分け声のした方角へ走った。
ヤブが無くなり、辺りを見まわせそうな場所に出た。
視線を下ろすと7〜8匹のオオカミとその場にしゃがみ込んでるあいつがいた。
狼達はあいつを取り囲み、いつでも襲い掛かれる体制だ。
俺は慌てて下に降り、あいつに襲いかかろうとした一匹の頬を殴り飛ばした。
あいつの肩の部分の布は血に染まっており、恐怖によって足がすくんだようだ。
しかし俺も人の事は言えない。
恐怖により足がふらつき、今にも逃げ出しそうだった。
しかし、相手に弱みを見せてしまえばそこで全てが終わり。
俺は大声で虎のなきまねをした。
今思うと本当にガキっぽい事だったかもしれない。
しかしその行動が偶然にも奴らを退かせた。
俺はその場にヘナヘナと腰を下ろす。
すると横にいたあいつが抱きついてきて、俺の胸に顔をうずくませ涙を流しながら「ありがとう……恐かったよぉ…」と言った。
普段は決して使う事のないその言葉。
俺はもう一つのあいつの顔を見たのかもしれない。
取ってきた食料は全て狼によって奪われたらしい。
あいつは何度も「ごめんなさい…ごめんなさい……」と謝ってきた。
俺はその様を見ていて、なんとなく自分があいつに惚れた理由がわかったような気がした。
あいつはまだ涙を目にためてある。
「ミント…」
一瞬あいつの目が見開いた。
そしてほんの数秒の間、周りの全ての音が止まった。   
俺はあいつと口付けをかわしていた。
あいつの頬が少しずつ赤くなる。そしてあいつは目をつぶり俺の気持ちを…いや、俺をそのまま受けとめてくれた。
あいつの舌が俺の中にはいってくる。
いきなりの事で驚いたが、どうやらキスとは口を束ね合うだけのものではないらしい。
俺に自分をさらけ出してくれたあいつに答えるために精一杯舌を絡ませた。
辺りには虫の泣き声が静かに響いている。
俺は自分がとても誇らしく思え、星空に見せつけてやった。
どれぐらいの間そうしていたのかは、もう覚えていない。
ただその時、全ての事が自分達を中心に回っているように思えた。
そしていつまでも、このままでいたいと思い続けた…。

次の日、俺は紋章機の中で目覚めた。
しかし、いつもの機体と何かが違う。
辺りに漂う香水の匂い。そして柔らかな感触。
もしやと思い隣を見るとまるで子供のような寝顔を見せるあいつがいた。
俺には何がどうなっているのかがよく判らなかった。
「ン…」と一言声を発しあいつが目覚める。
俺は何が起きたのかをあいつに問い詰めた。
どうやら俺はあいつとキスをしていた内に眠ってしまったらしい。
相当疲れがたまっていたせいか、安心したせいで全く起きなかったようだ。
あんなに長く続いて欲しかった時間を己のせいで縮めてしまった事を深く後悔した。
俺がその事を知らず知らずのうちに顔に出していたらしくあいつはその様を見て笑っている。
しかし、一瞬苦痛の表情を見せたのだ。
俺は昨日の怪我のことを思い出した。
「ミント、ちょっと肩見せてみろ」
「だ、大丈夫ですわよ…傷も浅いようですし…それにぜんぜん痛さも…グ…」
俺に心配をさせない為に肩を振り上げたようだが、逆に自分の痛みを相手に伝えることになる。
俺がもう一度見せろと言うと「そんな事を言って、ただわたくしの生肩を見たいだけではありませんの?」と軽くあしらってくる。
しかし、俺が心配そうな顔を見せると仕方なさそうな顔をして肩を俺に見せてくれた。
あいつの傷口を見て俺は驚愕した
傷はかなり深く、赤く爛れ、そして何か付加がかかったのかひどく張れていた。
何かに圧迫…俺が山の中で寝てしまったときどうやってここへ戻って来たのか…。
そう、俺の自分勝手によって二度もあいつに負担をかけてしまったのだ。
「ごめん…」
最初に出た言葉がそれだった。
あいつも俺の言いたい事が判ったらしく笑顔で「子供の面倒を年上がみるのが当然じゃありませんこと?」
と、ふざけ半分で笑みを浮かべながら服を直した。
その場には救急用品が無かったので応急手当しかできなかったようだ。
現状では手の施しようが無い。俺はこのときほど救助がまちどうしかったことは無かったと思う。
お互いに話しが途切れる。嫌な空気だ。
俺は気まずさのあまり、あいつに話しかける事ができなかった。
「…それにしても、昨日のキスはあんまりでしたわね」
「え?」
あいつがそう切り出した。
「ただ、口と口が重なっただけですもの。その続きを少しでも期待したわたくしが馬鹿でしたわ」
「え?だってキスって……ん?その続き……?」
その続きといえばアレしかない。
しかし、あの時の俺には何の事やらまったく判らなかった。
ただ、俺とあいつの心が結ばれた事は理解できた。
そういえば昨日から何も食べていない。腹の虫が鳴いて当然だ。
怪我を負ったあいつを留守番にし、昨日の事も考え俺は魚を取りにいった。
外に出てみると周りには軽く霧が出ており、海の向こうの空には朝焼けがぼんやりと見える。
半袖の俺にとってはありがたい温度ではないが、魚をとるには丁度いい温度だった。
鮮やかな青色の水の中に奴の影がチラチラと見える。
しかし、さおの代わりになる物は無い。
目の前に魚がいる…。あいつが腹を空かしている…。
俺は身につけている物を全て脱ぎ、水の中に飛び込んだ。
「うぃぃ…」
寒い。冷たい。そして股が痛い。
しかし愛するもののため、そう思い懸命に捕獲を試みる。
…しかし取れない。掴めない。触れる事すらできない。
諦めかけたその瞬間、俺は足を滑らせ転倒した。
その際に偶然にも魚を四匹踏み殺し捕獲に成功した。
空は濃い青から水色に変化していた。
俺は体を拭くものがないため体が自然乾燥するのを待っていた。
後から俺を呼ぶ声が聞こえた。
「ヤバイ!」そう思った時には既に遅かった。
俺がいた場所と紋章機がある所が近いため、すぐにあいつがやってきた。
しかも俺の正面だ。
「あ」
「あ」
昨日とは違った意味で周りの音が止まる。
あいつはまじまじと俺のアレを見てから急に叫んだ。
「キャアアアア!!!」
「うわぁ!」
俺は慌てて股間を両手で隠しあいつに背を向けた。
ばっちり見られただろう。
しばらくして振りかえった時にはあいつは既に消えていた。
俺は四匹の魚を取ってあいつの元へ戻った。
予想どうりあいつは俺の顔を直視せず、したを向いたまま顔を赤くしていた。
その態度をとりたいのは俺のほうだ。
異性に…しかもおまえに…。
「ココモさん…」
あいつが話しかけてきた。
「…やっぱりあなたも子供ですのね…プッ」
笑いをこらえながら俺に言う。
どうやら顔を下へ向けていたのは笑うのを我慢していたかららしい。
「子供あつかいするなー!!」
「ですがその大きさでは……クスクス」
「お前に人の事が言えるかぁ!」
あいつは一瞬自分の胸を見た。
「んもぅ!失礼ですわねぇ!」
「あ〜!!忘れろ!飯だ飯。それ以上言ったら朝食抜き!」
「あ〜、ごめんなさい」
幸せだ。俺の理想だった新婚夫婦のような会話。
何も無い所だが横には、焼いた魚を熱がりながら上品に食べているあいつがいる。
幸せだ。俺の理想だった新婚夫婦のような会話。
何も無い所だが横には、焼いた魚を熱がりながら上品に食べているあいつがいる。
俺が幸福感にひたっているとあいつは不安そうな顔をして俺に言ってきた。
「あと一週間…お水がもちそうもありませんわ」
気づかないうちに俺の分も食い物をたいらげたあいつが言ってきた。
俺達が所持していた水はわずかなもので、この時点で底をつきかけていたことに全く気付かなかったのだ。
海水を蒸発させて水を得るか…いや、それでは料が少なすぎる。
やはり再び山の中へ行き、涌き水を探す以外に道は無い。
もう一つ方法は有ったが、あいつにはとてもできることではなかった。
とりあえずあと2日は、もちそうだ。それまでに見つければ良い。
俺は一人で山へ探索へ行った。
…この星は何かがおかしい…。
昨日まで虫が鳴いていたと思えば、もう既に鳴き声が聞こえなくなっている。
季節が通りすぎるのが異常に早い気がする。
しかし、今はそれどころではない。
なんとかして水を見つけなければ救助隊がここにつくまでに二人とも死んでしまう。
そんな事を考えながら周りの木々を分けながら、当ても無く前進していると奇跡的に水源を発見した。
途中で川もあったが、その川は汚れていて、とても飲めるような物ではなかった。
俺は背中に束ねて背負っていたペットボトル12本に水を汲み山を降りようとした。
だが
…弱った……。帰り道を忘れた……。一言で言えば迷子になったのだ。しかも追い討ちをかけるように雨が降ってきやがった。
俺は何の解決策も見出せないまま、ただがむしゃらに山を下る。
しかしその最中に聞こえるはずの無い声が聞こえた。
そう、ほかでもないあいつの声だ。
どうやら俺の帰りが遅いので探しにきてくれたみたいだ。
俺はあいつの傷の事が心配になり急いであいつの声の方に走った。そう、あの時のように。
雨の粒はだんだんと大きなっていき、勢いも強くなった。川の流れも激しく視界も悪い。
風であいつの声がかき消されていく。
水を多く含んだ土に足を取られ何度も転んだ。

だが、あいつの声が近くなっていく。
もうすぐだ…あと少し…。
先程見つけた川に抜けた。
前にはあいつがいる。

「ココモさ!あら…キャア!」
ドボンと大きな音がした。
激しい雨により川の流れは凄まじいものになっており、あいつは溺れながら流されていく。
俺は迷う事無く川に飛び込んだ。
今朝の海よりも比べ物にならないほど水が冷たい。
それでも俺はあいつの近くへ一心不乱に泳いだ。
俺の記憶は一時的に、ここで途切れている。
記憶があるのは洞窟の中で意識の無いあいつに人工呼吸をしていることからつながっている。
「コホッ…コホッ…」
どうやら気がついたようだ。あいつは体を震わせている。
いや、俺もそうだった。吐く息は白く、濡れた服が体温を奪っていく。
俺が対策を考えていると、横であいつが服を脱ぎはじめていた。
「な、何してんだぁ!」俺がそう言うとあいつはにたりと笑って、上の服をすべて脱ぎ、俺の服を脱が抱きついてきた。
「え……」俺はそれしか声が出せなかった。
「暖かい…ココモさん……」俺は黙ってあいつの背中に手を回した。
何故だろう…俺まで暖かくなる…お互いに体は冷えきっているのに…。
あの夜の日より、あいつの事を感じられる。
薄暗く狭い空間の中で一人の男と女が口付けをかえわす。
今回のキスはお互いの気持ちを確かめ合うものではない。お互いの存在を確かめ合うためのものだ。
俺はおいつの存在をもっと確かめてみたくなる。そして、その全てを自分の物に…。
すでに下着姿になったあいつのブラのホックを ゆっくりとはずす。はっきりとは色が判らなかったが形は確認できた。
小さいふくらみと小さい乳輪、そしてそれらに比べて少しだけ多きい乳首。
俺は好奇心と、いとうしさであいつの胸に手を伸ばした。
マシュマロのように柔らかい膨らみ。そしてグミに似た感触を持つ突起。俺がそのグミの感触を楽しんでいると
「ん…ぁ…」とあいつが切なそうに声を出した。
俺は何があったのか判らず手を慌てて離した。
「だ…大丈夫か?」
「はい…ですから…止めないで下さい…」
俺はひたすらその動作を繰り返していた。
何故なら、その後はどうすればいいのかが判らなかったからだ。
いや、その動作でさえ本能に従っただけだ。
あいつが何を望んでいるのか、どうして欲しいのかが子供の俺には理解できなかった。

俺は知らず知らずのうちに手を止めていた。
キョトンとした顔で、あいつが俺の方を見ている。
「…どうか…しましたか?」
「いや……」
俺の思いに気付いたのか、あいつは俺ズボンをに手を伸ばし、一気に下ろした。
「うわ!いきなり何すんだよ!」
「わたくしばかりでは不公平かと思いまして。ここからは、私にお任せくださいまし」
そういって、ゆっくりと俺の下着を下ろしていった。
「まぁ、可愛いこと」
俺のそれをマジマジと見てそう言う。
「こ…子供あつか…いぃ?」
あいつは俺のを口に加えてた
「な、何やってんだぁ!?そんな所…」
「うふふ、可愛いサイズですわね…」
ぎこちない手つきで俺のを触ってくる。
ひんやりとした指が俺の太もも辺りに置かれ、暖かく、軽くザラザラした舌の感触と
軽く当る硬い歯。頬の内側の柔らかさ。
「んっ…」
俺が我慢できずに声を漏らすと、あいつは上目使いで軽く微笑んだ。
そして、ゆっくりと俺の皮をめくっていく。
「ミント…少し痛い」
俺がそう言うと、少し捲れた皮の中に舌を入れて、少しづつ回して行く。
俺のが完全に捲れた時、なんだか体がビクビクいって、なにかが出た。
「…ミントごめん。漏らしたかも…」
あいつは俺のほうを向き、一瞬表情を険しくすると、俺のを飲み辛そうに飲み込んだ。
そして少し大人のように微笑んだ。
心臓がバクバクいって、さっきまでの凍えそうな寒さはどこかへ飛んでいっていた。



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