お夜食お勉強お茶漬け

「ふっ…ああッ…!」
ミルフィーユの体がびくん、と跳ねる。
「遠慮しなくてイイんだよ…行くトコまでいっちまえばいい」
フォルテがミルフィーユの膣内を三本の指でかき回す。愛液で濡れそぼったソコは
音を立ててフォルテの指を飲み込んでいる。
(いいから早くイっておくれよ!!)心の中でフォルテは一人呟く。
苛立ちからか指の動きも激しくなり、ミルフィーユがその動きに合わせて
脚をガクガクと震えさせていた。
「も、ダメですぅ…へ、ヘンになっちゃ…ああっ!」
(もう十分ヘンだっつーの!…ったくなんでアタシがこんな事を…)
フォルテは沈痛な面持ちで昨日の事を思い出した―――――。


「お夜食お勉強お茶漬け」


ヴァニラの言葉にエンジェルルームがシン…と静まり返る。
「えっ?!今意味が分からなかったんですけど!?」
一人訳が分からずにオロオロするミルフィーユ。
「え、いや、そのー…」
「わ、私の口からはとても…」
「と、とにかくヴァニラが大変だ!」
そんなミルフィーユを他所に、顔を赤らめながらランファ・ミント・フォルテは
ヴァニラに恋愛について教えるのだった。

そして

ヴァニラのラブレター事件は何だか分からないうちにうやむやに終わり
事件は解決したと思われていた…が。

新たな事件が別の所で起こっていた。

「もーぉ!何で教えてくれないんですかーっ!!」
「お、落ち着けミルフィーユ!」
手足をジタバタさせて暴れるミルフィーユを何とか宥めようとするフォルテ。
「ヴァニラさんの言ってた事気になりますよ〜!私だけ意味が分からなくて
仲間はずれです〜…一人ぼっちはイヤです〜!」
「そ、そんな事言われても…なぁミント」
頭をかきつつ困ったようにフォルテがミントに話を振る。
「部下に足りない知識を教えてやるのも、リーダーの役目だと思いますわ」
ニッコリ、と満面の笑みで返された。この状況を楽しんでいるようだ。
「ら、ランファ!ランファなら得意だろこういうの」
「ランファさんは有給でお休みですわ」
「…ヴ、ヴァニラは…」
『ヴァニラさんにそんな事をやらせるんですか?まったくなんて思考回路だ。
神聖なヴァニラさんが人にそんな淫乱な事を教えるワケないじゃないですか。
貴方一応リーダーでしょう。フォルテさんが教えればいいじゃないですか。
…あ、そうかブフフフ。男旱(ひでり)が長すぎて教える事もでき』

バンバン!!

ノーマッドが言い終わらない内にフォルテ愛用の銃が火を噴いた。
「…何か言ったか」
『いえ何も』
「あーんもう皆さんヒドイですー!誰も私に教えてくれない…
…皆さん私の事が嫌いなんですね…だから仲間はずれ…うえーん」
ミルフィーユはピタリ、と暴れるのを止めると今度は俯いて大粒の涙を流し始めた。
それを見て流石に慌てるフォルテ。
「き、機嫌直しとくれよミルフィーユ」
「うっ、うっ。うえーん」
「まいったなこりゃ…」
「えーんえーん」
「……うーん」
「びえええええん」
「…ち、ちょっとだけなら…教えてやるから…」
「ホントですかぁ!??」
さっきまで大声を上げて泣いていたのが嘘のようにパアッと顔を上げるミルフィーユ。
「う、うん…」冷や汗をかきながら答えるフォルテをチラリと横目で見ながら
ミントは紅茶を飲み干す。
(遊ばれてますわね、アレは…)

* * *

「では、よろしくお願いしまーす!」
元気いっぱいに挨拶をしてソファに姿勢良く座るミルフィー。
とりあえず自室に連れて来たはいいが何から教えればいいのか…と悩むフォルテの事など
気にも止めずに爛々とした瞳で見つめてくる。


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