「じ、じっとしてて…」
細く白い手がぎこちなくズボンのチャックを下げる。
トランクスから萎えた男性自身を取り出すとやんわりと掌で包み込んだ。
「フォルテ…さん」
ウォルコットが躊躇いがちに自分の名前を呼んでいるが、怖くて顔を上げられない。
「あ、あたしがお酒溢しちゃったのがいけないんだ…ズボンも皆、濡れちゃったろ?
中佐のココ、綺麗にしないとな…」
そう言ってウォルコット自身を口に含む。
口いっぱいにワインの味が広がった。味を舌で確かめながら舐め取っていく。
唾液を肉棒に絡みつかせながら形をなぞる様に上から下へ、下から上へ。
「ん…むぅ…」
先端を舌で擽らせた後、一気に飲み込んで吸い上げる。
慣れない事なので手探り感覚でやっていたが徐々に硬くなって熱を帯びてきた
ソレに恥ずかしさと嬉しさを感じつつ、愛撫を続ける。
段々大きくなっていく肉棒に咥えこんでいたフォルテはときどき苦しそうに
呻くが、それでも奉仕はやめない。
頬をピンク色に染め、瞳にうっすらと涙を溜めながら一生懸命刺激を与えようとする。
「ちゅ…ん…んむっ…」
徐々に激しく顔を動かしていくと、途切れ途切れに吐息と鼻にかかった声が漏れる。
「ふぉ、フォルテさん…もう…!」
限界を感じたウォルコットが慌ててフォルテの頭を離そうとする。しかしフォルテは
その腕をしっかりと掴んで離さなかった。
ドクドクドクッ
溜らずフォルテの口内に射精してしまう。
フォルテはビクッと肩を震わせたが、ウォルコットの精液が口の中に広がると
きゅっと切なそうに目を瞑、り喉を鳴らしながらコクリ、と飲み込んだ。
「綺麗になったろ?ちゅうさ…」