ミルフィー×蘭花

「あっ、ミルフィー」
ランファは通路を行くミルフィーユを呼び止める
「あれ、ランファ、どうしたの?」
「うん、ちょっと…ね」
恥ずかしそうに顔を赤らめるランファ。その様子を見て、ミルフィーユは口を開く。
「いつもの…だね」
その言葉に的を突かれたのか、ランファは極まりの悪そうな顔をする。
「…そうよ。最近、ご無沙汰だったでしょ?」
「うん、そうだね…」
ミルフィーユはそんなランファを愛しそうな目で見つめていた。
ランファもそんなミルフィーユを見て、意を決したように言った。
「…じゃ、今日はアタシの部屋で…ね」
「いい?ミルフィーユ…」
「うん…来て、ランファ…」
二人はそう言ってお互いの唇を合わせる。
その動作はあたかも恋人同士であるかの様に自然なものだった。
「んっ……」
「あっ…ん…ふ…ぁ…」
互いの腕を腰に回し、舌を絡め合い、唾液を流し込み合い、二人は濃厚なキスを続ける…
「…ん…んんっ…」
「ラン…フ…ぁ…」
そして、先に限界を迎えたのはランファの方だった。
「…ミ、ミル…」
唇を塞がれ苦しそうに言葉を上げる。だが、ミルフィーユは自分の唇を離そうとしない。
それどころかランファの両頬に手を添え、ランファを離さないかのように口付けを続ける。
「……ミルフ…ぃ…や、ぃやぁ…」
ランファの喘ぎ声が漏れてくる。既に彼女の顔は真っ赤に紅潮し、恍惚の色を帯びていた。
「……っ!」
次の瞬間、ランファの体が大きく震える。
ランファのその様子を見たミルフィーユは、ようやく唇を離す。
すると、ランファはベットの上に脱力したように崩れこんだ。
「キスだけでイったのは…アタシも初めてよ…」
疲れ切った声を上げるランファ。
「じゃあ、これであたしの5勝目だね」
一方のミルフィーユは無邪気な顔で嬉しそうにランファの頭を撫でていた。
「…あんなの、反則よぉ…」
ランファは相変わらず力の抜けた声を漏らす。その顔はまだ赤らんでいたが、満足そうな表情だった。
「でも、ランファもこの前あたしの胸をず攻めてたでしょ?」
「あ、あれは…その、とっさにやっちゃって…」
脱力感の残る体を無理に起こし、反論しようとするランファ。
だが、まだ体に力が入らず、ベットに倒れこみそうになる。
「と、大丈夫、ランファ?」
そんなランファをミルフィーユが優しく抱きとめた。
「あっ、ミルフィー…」
ミルフィーユに抱き締められ、再び顔を紅潮させる。
そして、ランファも思わずミルフィーユを抱き締めていた。
互いに抱き締めあったまま、しばらく時間が流れる。
(このまま、ずっとこうしていられたら…)
ランファは何とも言えない安らぎを覚えつつ、ミルフィーユをさらに強く抱き締める。
ミルフィーユも、さらにランファに強く寄りかかることでそれに答えた。
だが、二人の時間は突如の警報音により妨げられた。
『敵艦隊の反応を確認!総員、第一種戦闘態勢に移行して下さい!』
オペレーターのアルモの声が艦内に響き渡る。
「こんな時に…ミルフィー、行くわよ!」
「う、うんっ!」
突然の事態に戸惑いつつも、二人はベットから起き上がり部屋を出ようとする。
「あっ、そうだ!」
「いきなり何よ、どうしたの?」
警報音に負けない程の大声を上げたミルフィーユに、ランファは思わず足を止める。
「おまじないだよ、ランファ…」
そして、ミルフィーユは無防備なランファの唇を再度奪った。
今回のキスは唇に軽く触れた程度だったが、不意を突かれたランファは再び顔を真っ赤に染める。
「ミ、ミ、ミ、ミルフィー!いきなり何するのよっ!」
「だから、おまじないだよ。今日も頑張ろうね、ランファ!」
そう言って、ミルフィーユは格納庫へ向かって駆け出した。
「ちょ、ちょっと、ミルフィー!待ちなさいよっ!」
離れていくミルフィーユの後姿に声を掛け、ランファもその後を追う。
(大丈夫よ、ミルフィーのおまじないがあるんだからね…)
自分にそう言い聞かせ、ランファは自分の愛機の元へと向かった。



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